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 ◆ 京都・市民放射能測定所 会報

会報のページ

● 会報16号(2020年5月発行)  最新号!
 20202020年5月6日開設8周年のつどいを開催しました。
新たな目標に向かって京都測定所はがんばります!
 【六ケ所村の核燃料再処理工場が「適合」!?】
5月13日、原発の使用済核燃料からプルトニウムなどを取り出す日本原燃六ケ所再処理工場について、原子力規制委員会は「新規制基準に適合する」としました。この再処理工場の危険性を、当測定所は2回の講演で取り上げています。再処理工場は、2007年の1年間だけで、日本一トリチウムの放出が多いとされる玄海原発の18年分のトリチウムを放出しています。(2018年5月開設6周年のつどい講演) しかも、青森県のがん死亡率を全国1位にした元凶と言われています。(2018年12月第6回測定所まつり講演)
こんな危険な工場を絶対に許すわけにはいきません。
【放射能汚染水も「放出}!?】
さらに、福島第一原発事故で発生した「汚染水」を海洋か大気中に「放出」する動きを国と東電は強めています。4月には福島県内で意見聴取会を開きました。漁業・林業・農業関係者や市民から出されている放出反対の声を押し切る構えです。トリチウムによる健康被害を訴えてきた当測定所としまして、絶対反対です。6月15日まで資源エネルギー庁がパブリック・コメントを受け付けています。ぜひ反対意見を集中しましょう。

https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620220008&Mode=0

【帰還困難区域ですら「避難解除」!?
東京オリンピックは新型コロナウイルスのために「延期」されましたが、原発事故を消し去ろうとする動きは続いています。3月10日には富岡町の「道路の一部」が「避難指示解除」になり、常磐線が「全線再開」になりました。しかし当測定所の測定結果でも明確ですが、放射能が消えたわけでも危険性が無くなったわけでもありません。
【新たな目標へ!】
5月6日に京都測定所開設8周年のつどいをネット(ZOOM)集会として開催し、30数名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。さまざまな困難はありますが、研究者の方たちと共同作業で放射線被ばくによる健康影響を明らかにする取り組みも進めてきました。そして測定活動を継続しデータを蓄積してきました。その成果を市民にわかりやすく広げていくことを新たな目標に、京都・市民放射能測定所は前進していきたいと考えます。よろしくお願いします。

  2020年5月19日
京都・市民放射能測定所事務局長 佐藤和利
 ※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】 【報告】2020年5月6日開設8周年のつどい
☆講演 『徹底検証!福島甲状腺がんは本当に原発事故と無関係か?』
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【3面】 会員総会資料より『気になる測定結果』
【4面】 第2号パンフ『被ばくは低線量でも危険』購入のお願い』・会員の皆様へのお願い

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● 会報15号(2020年3月発行
 2020年東京オリンピックに異議あり
放射能は消えていない健康影響はある隠してはいけない
 【異様な東京オリンピック・キャンペーン】
テレビをつければ東京オリンピックが毎日目に飛び込んできますね。これでもかというほど。
私は選手の努力には感動します。しかし、今はどれだけ設備や用具に金をかけたかで記録が出たり、勝負が決まったりするのは疑問に思います。そして聖火リレーに象徴されますが、「福島復興」「原発事故は終わった」と見せる、意図的な構成を感じます。選手も観客も住民も被ばくさせられる危険を隠しています。

【放射能は消えたのか?】
京都・市民放射能測定所は、土壌や食品の測定を通じて、放射能が依然として存在しており、危険であることを示してきました。放射性セシウム137の半減期は30年もあります。除染されていない山林、溜まる一方の汚染水、汚染土を詰めたフレコンバックの山、どれも脅威です。
そしてオリンピック競技会場である福島市の『あづま球場』とその周辺の土壌と粉塵の放射性セシウムの値(2017年秋)は「78.1~6176ベクレル/kg」だったと世界的に著名な反原発活動家アーニー・ガンダーセン氏は報告しています。昨年の風水害によって、汚染土が居住地域に再び広がっている実態もあります。
核戦争防止国際医師団会議(IPPNW)ドイツ支部が「福島市での野球・ソフトボールのオリンピック競技を断念し、福島県の放射能汚染地域での聖火リレーを取り消してほしい」と署名運動をはじめるなど、世界的にも東京オリンピックがもつ危険性を問う声が広がってきています。

【放射能による健康影響を明らかにした2019年】
昨年は、測定所開設7周年のつどいと学習会などを通して、放射能がもたらす被害、とりわけ低線量被ばくによる健康影響を明らかにしました。ぜひ第二号パンフ『被ばくは低線量でも危険』をお読みいただき、活用していただきたいと考えます。

【被ばく隠しとの闘いへ】
今年2020年は、測定所としても存在意義が問われる正念場の年になると考えています。ICRP勧告の改悪や汚染水の海洋放出が狙われています。帰還困難区域も解除が進められています。市民による市民のための測定所であるからこそ、警鐘を鳴らし続けたいと思います。

  2020年1月11日
京都・市民放射能測定所事務局長 佐藤和利
 ※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】 <2020年放射能による健康被害をめぐる争点>
問題①『ICRP勧告の改定問題について』
問題②『福島甲状腺がんは被曝による発症か?』
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【3面】 問題③『東京五輪がもたらす危険』
【4面】 測定結果から-よくある質問『安全な食材や産地の選び方(おじゃこ編)』

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● 会報14号(2019年6月発行)  
5月19日『開設7周年のつどい』を開催しました。
ご協力ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!

(会員総会議案より)
 【測定所に求められる役割について】
  4月8日経団連は、原発の再稼働や新増設を改めて求め、原発の運転期間について今の最長60年より延ばすことを初めて求めました。中西会長(日立製作所会長)の強い意向と言われています。原発事故はいまだに収束しておらず、放射能汚染も続いているにもかかわらずです。
 放射線による健康被害も明らかですが、国と原子力規制委員会とその意を受けた学者は「被曝しても問題ない」かのように主張し、マスコミも報道しなくなりました。非常に危険な情勢です。このような情勢だからこそ、放射線による健康被害について再度明らかにし、広く発信しなければならないと考えています。

【測定所の取組み】
 食品の測定を継続して行いましたが、この1年間、復興庁パンフ「放射線のホント」を批判する学習会、核燃料再処理工場の健康被害を明らかにした第6回測定所まつりなどを開催し、原発が事故がなくても危険であることを明確にした測定所パンフ(講演録)を発行しました。そして『新米測定プロジェクト』として全国各地の白米・玄米を測ってデータを蓄積しました。

【今後の方針】
 7周年のつどいの中で会員総会を開き、学習会と無料測定会を継続開催して新しい会員の獲得と収入増をめざすこと、「低線量被曝による健康影響」の問題についての最先端の研究成果を市民に広げていくこと、ブログ・ホームページ・メーリングリスト、会報発行など測定所からの情報発信を引き続き強化していくこと、ホットスポットファインダーを今年購入し高浜原発他若狭にある原発を定期的に監視しくことなどを方針として確認しました。
 よろしくお願いします。

2019年6月15日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利

※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】 開設7周年のつどい 本行忠志さん講演「低線量被曝の健康影響」/入江紀夫さん講演「東電原発事故後にみられる胎児への健康影響・先天異常」 pdf
【3面】 韓国の原発フィールドワーク報告、新米測定プロジェクトの報告
【4面】 気になる測定結果、測定所からのお願い

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● 会報13号(2019年1月発行)

2019年5月 当測定所は開設7周年をむかえます!
これからもご支援、ご協力をよろしくお願いします!

 明けましておめでとうございます。

 京都・市民放射能測定所は、2012年5月19日の開所以来、市民のボランティアで運営し、食品や土壌の測定を続けてきました。しかし、原発事故から8年近くがたち、登録会員も大幅に減少し、依頼測定もほとんどない状況となっていますが、測定所としては独自にテーマを決め、放射能測定を継続しデータを蓄積しています。現在は新米測定プロ ジェクトが進行中です。

 当測定所には、日常的な測定活動に加えて、「内部被曝、低線量長期被曝による健康被害」の問題を正面から取り上げ、社会的に広げていく役割があると考えております。毎年春に「設立記念の集い」、秋に「測定所まつり」を開催しているのもこうした考えに基づくものです。また、また時々の情勢から求められる内容もとりあげてきました。たとえば、昨年3月21日に開催した「しあわせになるための『福島差別』論」を批判する学習講演会などです。これからもこうした活動を続けていきたいと思います。

 現在、当測定所としてはトリチウムによる健康被害の問題を継続して取り上げています。これは、「原発は事故がなくても危険」だからです。原発、特に加圧水型は平常運転時にも大量のトリチウムを放出し、白血病をはじめとする健康被害を引き起こしています。今年5月の6周年集会での森永徹さんの講演から多くのことを学びました。この内容は、昨年12月に発行したパンフレットに掲載していますので、ぜひお読みいただきたいと思います。

 六カ所村の再処理工場では、アクティブ試験段階でもきわめて大量のトリチウムが放出され、すでに健康被害が引き起こされています。昨年12月の第6回測定所まつりにお招きした遠藤順子さんの講演から学びました。再処理工場の本格稼働をなんとしても止めなければなりません。また、福島原発事故による汚染水には、大量のトリチウムと除去しきれなかった放射性核種が含まれています。汚染水を海に流すことは絶対にやめさせなければなりません。

 今年は、食品や土壌測定については継続するとともに、福島原発事故による放射能汚染の問題にとどまらず、原発・核燃料再処理工場の本質的な危険性と放射線被曝がもたらす深刻な健康被害の問題について、さらに大きく広げていきたいと思います。
 今年も引き続きご支援、ご協力をお願いしたします。

2019年1月1日
京都・市民放射能測定所 代表 奥森祥陽
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】第6回測定所まつり
 遠藤順子さんの講演「放射線被曝で発症する様々な病気」内容紹介
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【3面】同上
 山田耕作さんのお話「トリチウムによる被曝被害と汚染水海洋投棄反対運動」
【4面】みんなのデータサイト「放射能測定マップ+読み解き集」紹介
 測定所からのお願い

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● 会報12号(2018年6月発行)

【トリチウムの脅威、原発の新たな危険性を確認!
  5月13日京都測定所・開設6周年のつどいを開催しました】

 京都・市民放射能測定所を支えてくださっている皆様へ

 5月13日の当測定所開設6周年のつどいは、50数名の方にご参加いただき大成功でした。京都新聞の市内版にも記事が掲載されました。ご参加・ご協力いただいた皆様に、心から感謝いたします。

 今回は京都の北部の大飯・高浜原発が再稼働するという情勢の中での開催でした。森永徹(もりながとおる:元純真短期大学・健康科学 医学博士)さんには原発と再処理工場から放出される「トリチウム」によって、白血病増加などの健康被害が発生していることを講演していただきました。市川章人(いちかわあきと:京都自治体問題研究所)さんからは、日本海で海底地すべり津波が発生する危険性が明らかになるなど原発推進勢力の矛盾がますます深まり、私たちの方に展望があることを示していただきました。

 会員総会では、当測定所が築いてきた研究者の方たちとのつながりを生かし、最先端の研究成果を学ぶ学習会の継続開催を行うことを確認しました。魅力のある測定所主催の企画をつくり、会員・一般の方が足を運んでもらえる測定所にしていき、会員拡大と測定依頼の拡大をめざし、財政基盤を建て直していきます。そして新たな方針として、郵送による測定検体の受付を6月からスタートすることを決めました。

 参加された方からは「講演がすばらしかった」「測定所は大切な存在」など、あたたかい感想が多く寄せられ、運営スタッフ一同、大きな励みになりました。

 ぜひ、これからも京都・市民放射能測定所をよろしくお願いいたします。

2018年6月23日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【トリチウムの脅威、原発の新たな危険性を確認!
  5月13日京都測定所・開設6周年のつどいを開催しました】
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開設6周年つどい 森永さん(トリチウム)、
市川さん(原発の新たな危険)の講演内容紹介
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気になる測定結果 保育園の給食食材「干し椎茸」のお話 今年は不検出に。 pdf
7月15日(日)勉強会(復興庁パンフ「放射線のホント」批判)ご案内、
測定所からのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報11号(2018年4月発行)

【5月13日(日)開設6周年のつどい、ぜひご参加を!】
 会員のみなさま、ご支援くださっているみなさま。
 この5月で当測定所も開設6周年を迎えることになりますので、記念のつどいを開催します。

 京都・市民放射能測定所 開設6周年のつどい
 5月13日(日)13時30分~17時
 こどもみらい館・京都(地下鉄丸太町駅下車)
 ぜひご参加ください。

 大飯原発が再稼動しましたが、事故が起これば、京都が汚染地域となり、京都の私たちが被害の当事者になります。なので、これまで原発の規制基準と避難計画の問題点を詳細に検討し、警鐘を鳴らしてこられた市川章人さん(京都自治体問題研究所)につどいの講師をお願いしました。他にも当測定所の取組み報告と会員総会、放射線の健康影響についての講演などを企画しています。

 原子力規制委員会の放射線審議会は3月2日、放射線被曝の基準を緩和する検討を開始しました。これまでは空間放射線量「毎時0.23マイクロシーベルト」が年間追加被曝1ミリシーベルトに相当すると計算していましたが、更田委員長は計算式を変えて、「毎時1マイクロシーベルトの所で生活しても年間1ミリシーベルトに達しないように計算しよう」と言うのです。汚染の実態を消し去り、市民に被曝を強要するものに他なりません。
 このような危険な情勢の中で、市民の測定所が果たすべき役割を再確認できるつどいにしていきたいと考えています。

 ぜひ、多くの方のご参加をお願いいたします。

2018年4月5日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【5月13日(日)開設6周年のつどい、ぜひご参加を!】 pdf
3月21日「しあわせになるための福島差別論」を批判するつどいの報告 pdf
気になる測定結果 福井市と福島市の灰を比べてみると・・・見えてくるものは? pdf
2月18日トリチウム勉強会の報告
インフォーメーション
測定所からのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報10号(2018年1月 発行)

【今年で開設6周年!京都測定所をよろしくお願いします!】

 会員のみなさま、ご支援くださっているみなさま。
 2018年5月で、当測定所も開設6周年を迎えることになりました。
 日々、測定にたずさわって感じるのは、まだまだ汚染が続いているなという実感です。
 去年測定した測定結果を見ても、干し柿がセシウム合算で約55ベクレル/kg、大豆が約30ベクレル/kg、静岡県浜松市の土壌ですら約23ベクレル/kgという汚染がありました。
 地域の測定所では、福島県産以外の玄米や胚芽米から、微量の放射性セシウムが検出されたという情報も寄せられています。

 確かに、去年の秋に行った『お米測定プロジェクト』でも放射能を検出したものはなく、食品の汚染度は低くなってきているとは感じますが、油断できません。今年は、いよいよ8000ベクレル/kg以下の汚染土壌のリサイクルが本格化し、汚染のばらまきが始まります。食品の放射能検査の縮小も進められようとしています。むしろこれから、低線量・長期被曝の影響が深刻化していくのではないか?という予感すらしています。

 原発の怖さ、事故への不安、国民世論は一貫して原発反対が多数ですが、日本政府・経済界は再稼動と原発輸出をあきらめないようです。広島高裁判決や関電の老朽原発廃炉など、良い方向も見えてきましたが、まだまだこれからです。
 だからこそ、汚染の事実を測り続けること、記録に残すこと、知らせることが、京都・市民放射能測定所の大切な役割だと考えています。
 ぜひ、よりいっそうのご支援をお願いいたします。

2018年1月17日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【今年で開設6周年!京都測定所をよろしくお願いします!】 pdf
11月4日第5回測定所まつり『放射線の人体への影響を考える』報告 pdf
落合栄一郎さん、山田耕作さんの講演。本行忠志さんのレポートを紹介 pdf
気になる測定結果 ①九州産乾燥原木しいたけ ②福島産大豆 pdf
新米測定プロジェクトの報告 測定所からのお願い pdf
    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第9号(2017年6月 発行)

【おかげさまで開設5周年!測定所はがんばります!】

 会員のみなさま。ご支援くださっているみなさま。

 5月14日の当測定所・開設5周年のつどいは、40数名の方にご参加をいただき大成功でした。
映像『たゆたいながら完成版』の上映、石丸さんの『東日本土壌測定プロジェクト』の貴重な報告、渡辺さんの豊富なデータに基づく『原発事故による健康被害予測』、河野さんのミニライブ熱演、無料測定会、お茶会、などなど充実した内容だったと思います。
 (石丸さん、渡辺さんの講演内容は2面に掲載しています。)

つどいに参加された方からは、「難しい事柄を適格かつ正確にお話していただき、大変わかりやすく、勉強になりました。」「低放射線被曝でも影響が有るということが、あらためて分かった。」などの良い感想をたくさんいただきました。これで、次の6周年までがんばる元気が出ました。

 そんな中、高浜原発が再稼働しました。大飯原発も再稼働する日が迫っています。福島原発事故も収束せず、原発事故避難者が京都でも数百人が生活しているのに。再び過ちを招くような政策に、憤りを感じます。
 汚染された福島の土壌を測った時、その土は見た目は京都の土と何ら変わりません。しかし、測定器はすぐ反応し、スペクトルの山がぐんぐん伸びていきます。まるで測定器が悲鳴をあげてるようです。豊饒な大地が、なぜこうなってしまったのか。その責任を国も東電も取っていないのです。あの復興大臣は暴言で辞任しましたが、今の政権の本音を口に出してしまったのでしょう。

 次に事故がおきたら、若狭の原発から放射能が出たら、京都は隣です。他人事ではありません。
 過去を変えることはできませんが、過ちを防ぐことはできます。そのために測定を続けていきます。汚染の事実を測り続けること、記録を残すこと、知らせること、それが市民の市民による測定所の役割ですから。ぜひ、いっそうのご支援をお願いいたします。



2017年6月18日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【おかげさまで開設5周年!測定所はがんばります!】 pdf
5 周年集会 講演① 東日本土壌測定プロジェクトの成果♪
講演② 福島原発事故による健康被害をめぐる3つの立場
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日本原子力研究開発機構大洗事業所での
  作業員のプルトニウム被曝事故について
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気になる測定結果 pdf
測定所全体ミーティング
無料測定会in マイタウン向島 報告
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第8号(2016年12月発行)

【原発事故を消すな!生活と命を守る市民測定所に!】

会員のみなさま。ご支援くださっているみなさま。

2016年を振り返ってみますと、
九州・川内原発に続き、四国・伊方原発が再稼動。
環境省は8000ベクレル/kg以下の汚染土をリサイクル推進。避難指示区域の打切り強行。
まるで福島原発事故は消えてなくなったのか?という状況です。
事故が起きても安心・安全という新たな神話がつくられようとしています。

私たち京都・市民放射能測定所は、自分で測っているからこそ、汚染が続いていることを知っています。
今年測った土、落ち葉、干し柿など、数字で現れています。
11月26日に開催した第四回測定所まつりでは、放射能による健康被害を明らかにしました。
放射性物質を含む微粒子が漂い、人体に侵入していく恐ろしさ。
甲状腺がんだけでなく、周産期死亡や心筋梗塞のデータ。

だからこそ、測り続けなければならない。そう思っています。
事故の後、国や東電はデータを隠しました。
だからこそ、市民が防護するための測定所が必要だと。

京都の地場の野菜や米が不検出であることも大事なデータです。
万一の時に、事故前と事故後を比較することができます。
ホットスポットファインダーを購入し、今のデータを採取しておくことも必要です。

京都・市民放射能測定所の財政基盤を建直し、セシウム137の半減期30年を越え、全原発の廃炉を見届けるまで続けられますように、2017年もご支援をよろしくお願いします。
 2016年12月11日
 京都・市民放射能測定所 運営スタッフ一同
 ※会報1ページ目より

 コンテンツ
【原発事故を消すな!生活と命を守る市民測定所に!】 pdf
11・26 第4回測定所まつりの報告です♪ pdf
気になる測定結果 pdf
測定所全体ミーティング
【解説】周産期死亡率の増加とは?
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第7号(2016年10月発行)

新・丹波橋測定室10月1日リニューアル・オープン♪

 会員のみなさま。

 このたび、京都・市民放射能測定所丹波橋測定室は、場所を移転しました。
 2012年5月の開所以来4年間親しんできた『北川ビル』を離れ、駅をはさんで反対側の『コー桃山105号室』に移り、10月1日(土)からリニューアル・オープンします。
 新しい丹波橋測定室は、市民・住民の方にいっそう親しんでもらえる場所として、発展させたいと考えております。近鉄丹波橋駅からは徒歩2分と便利な所です。
測定のご依頼に引き続き対応していくとともに、勉強会や交流会を定期的に開催できるスペースを確保できたと考えています。

 みなさまのいっそうのご利用を、お願い申し上げます。


2016年9月23日
事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【新・丹波橋測定室10月1日リニューアル・オープン♪】 pdf
汚染土再利用に反対!環境省に抗議アピールを送りました! pdf
気になる測定結果 ストーブの灰からセシウム137を検出 pdf
インフォーメーション
【引越しは大変だ~】
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第6号(2016年6月発行)

測定所開設4周年! これからもよろしくお願いします♪

 みなさま、5月15日の京都・市民放射能測定所 開設4周年のつどいは、約60名の方にご参加いただき、大成功でした。当測定所がここまで来れたのも、みなさまの多大なご協力あってのことです。厚くお礼を申し上げますとともに、今後もぜひよろしくお願いいたします。

 会員総会の中では、測定所を続ける意味はどこにあるのか? という、鋭いご意見もいただきました。
 確かに、当測定所で測っている最近の検体は「不検出」というものが多いです。京都のスーパーなどで売られている米や野菜などを計っても、放射性セシウムが検出されるものは、ほとんどありません。そういう意味であれば、京都および近畿圏に住む私たちは、食材の種類と産地に気をつければ、わざわざ測らなくても、放射能の影響からはある程度は防護できるかもしれません。

 しかし問題はこれからです。

 最近でも、宇都宮の小学校の給食で使われたタケノコが234ベクレル/kg汚染されていたことも明らかになりました。環境省「中間貯蔵除染土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」は3月30日、8000Bq/Kg以下の汚染土を、「遮蔽および飛散・流出の防止」を行った上で、全国の公共事業で利用できる方針を決定しました。

 情報を知らせず、汚染をばらまき、被曝を拡大するのが今の国策です。測定をやめれば、市民が監視することはできなくなってしまいます。だから、私たちは測定所を続けることをあらためて決意しました。

 当測定所の最大の課題は、財政基盤の建て直しです。総会では、会員・サポート会員を200名、測定依頼を月に20検体をめざしていくことを確認しました。測定所のカラーリーフレット5000枚を作成しましたので、あらゆる場で宣伝していきます。新しい取組みとして、ホットスポットファインダーの購入と活用をめざします。
 会員のみなさま。これまで以上に、物心両面のご支援を心からお願いいたします。

2016年5月21日
京都・市民放射能測定所
 代表 奥森祥陽
 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【測定所開設4周年! これからもよろしくお願いします♪ 】 pdf
つどい参加者さんの感想アンケートです。
 うれしいお言葉、ちょっと紹介しま~す♪
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インフォーメーション
【最近の気になる話題】
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第5号(2016年2月発行)

原発事故からまもなく5年。今年を測定所運動の飛躍の年に

 昨年は、京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ、おうみ市民放射能測定所が開所し、市民測定所西日本ネットワークにも加わっていただきました。また、鈴木診療所さんも放射能測定室を開設し、アレルギー症状が出ている患者さんが摂っている食材の放射能測定を手がけています。いずれの測定所(室)も、当所と同じ測定器(ATOMTEX社・AT1320A)を導入しています。測定所(とくにAT機)が増えることはとてもうれしく心強いです。
 特に京都北部・市民放射能測定所たんぽぽさんの開所は、2014年11月に「第2回市民測定所まつりin綾部」での出会いから開所に至ったので、感慨深いものが有ります。綾部市でのまつり開催にむけて何度も綾部市に通い、幼稚園、保育所、病院、労働組合、市民団体、市民ホール、市民センター、公民館、市民活動センターなどを回って協力を要請し、チラシの配布をお願いしたことを思い出します。大本教やカトリック教会、グンゼにも行ったっけ。
 結局、当所の会員さんであった綾部ひまわり共同保育園の職員さんや保護者が測定所まつりに参加してくれたことで、勉強会の開催、作ろう会の立ち上げにつながり、2015年8月の開所へと結実しました。本当にすばらしい出会いとなりました。

 さて、ここで今年の決意を2つ。
 まず第1は、京都測定所押して、福井の原発周辺地域、京都北部、京都市内の環境放射能を継続して測定することで、若狭原発群の稼働による環境への影響を調査していきたいと考えています。こうした取り組みが、原発をなくす取り組みに役に立てばと思います。第2は、3月から6月にかけて西日本ネットに参加する測定所が、測定所まつりや無料測定会などのイベントを連鎖的に開催し、市民測定所の存在と役割を社会的に大きくアピールしていきたいと思います。この2つを実現したいと思っています。
 なお、京都測定所は5月15日(日)の呉竹文化センターで「4周年記念の集い」を開催しますのでお楽しみに。

 会員のみなさん。これまで以上に、物心両面のご支援を心からお願いして、当会を代表してのご挨拶とさせていただきます。

2016年1 月24日
京都・市民放射能測定所
代表 奥森 祥陽
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【原発事故からまもなく5年。今年を測定所運動の飛躍の年に】 pdf
第11回測定所勉強会 トリチウムの危険性 pdf
測定所の仲間が増え続けています!1月11日 西日本ネットワーク報告
大阪大学での学生企画に参加しました
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インフォーメーション
2月28日(日)無料測定会
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第4号(2015年10月発行)

【第3回市民測定所まつり in 呉竹】
ご協力ありがとうございました!

 10月12日に開催しました測定所まつりへのご参加およびご協力、本当にありがとうございました。
 お子さんも含め、約100名の方にご参加いただきました。
 ご協力いただきましたみなさまに、厚くお礼申し上げます。

 今の国や福島県の方針は、「帰還困難区域(年間50ミリシーベルト以上)」を除く全地域を2017年3月までに解除し、区域外避難者への住宅提供も打ち切るという方向です。まるで放射能が消えてしまったかのようなキャンペーンも強まっています。
 当測定所は、原発事故避難者の方の声に応え、避難者の方とともに歩んできました。だからこそ、測定を通じて放射能汚染が広がっていることを示してきました。今回のまつりでも、上映や講演会、写真展などを通じて、放射能からの避難・移住の大切さを訴えさせていただきました。
 そして、今回のまつりの意義は、「新たなところへの広がりを作り出した」ところにあると思います。今年できた京都北部測定所さん、もうすぐ開所する「近江測定所」さん、首都圏から滋賀県に避難してきている方など、大きな関心もって参加していただいたことです。今後につながる展望を見いだした「まつり」
となったと思います。

 その一方で、当測定所が岐路に立っているのも事実です。測定依頼も減り、会員も減り続ければ立ち行かなくなってしまう現実的な問題があります。市民による市民のための測定所です。ぜひみなさま、いっそうのご支援をよろしくお願いいたします。

2015年10月31日
京都・市民放射能測定所
   代表 奥森祥陽
事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【第3回市民測定所まつり in 呉竹】 ご協力ありがとうございました! pdf
10/12 第3回市民測定所まつり 大成功! pdf
鎌仲ひとみ監督作品「小さき声のカノン―選択する人々」映画の感想
測定所ミニ講演会『いま、市民の測定所が果たす役割とは?』
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スタッフからひと言
広がる測定所なかま
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第3号(2015年7月発行)

【速報】京都北部測定所8月23日(日)オープン!

みなさま京都・市民放射能測定所の代表をしています奥森です。
京都北部測定所の場所と開設の日取りが決まりました。
測定器は、京都・市民放射能測定所が導入しているベラルーシのATOMTEX社製ヨウ化ナトリウムシンチレーター「AT1320A」を導入します。
開所場所は京都府綾部市有岡町の一軒家です。
測定器の納入予定は7月16日頃であり、開所予定日は8月23日(日)となっています。
現在、測定器代金はなんとか納入したものの、開設に必要な資金はまだこれからという状況です。
京都府北部測定所開設資金カンパを是非、お願いいたします。
みなさまのご支援、ご協力をお願いします。

<カンパの振込先>
郵便振替口座 00990-8-147255 京都市民測定所

一口1,000円です。できましたら複数口のご協力をお願いします。
通信欄に「北部測定所カンパ」と明記の上、おところ、お名前、連絡先(メールアドレスなど)を必ずご記入ください。
二口(2,000円)以上のカンパをいただいた方には、京都測定所での「無料測定券」を進呈します。
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【速報】京都北部測定所8月23日(日)オープン! pdf
5月17日 開設三周年のつどい 60名で大成功! pdf
6月17日ほっこりカフェの報告
第9回測定所勉強会『原発再稼働の政治経済学』
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気になる測定結果・・・
新人スタッフ紹介
測定所全体ミーティング
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第2号(2015年4月発行)

市民による市民のための放射能測定所を維持するために
引き続きのご支援をお願いします。

~ 京都・市民放射能測定所開設3周年にあたって~

 東京電力福島第一原発事故から4年が過ぎ、当測定所が開所して丸3 年を迎えようとしています。現在、原発事故を巡る状況はどうなっているでしょうか?

 原発事故により,福島県を始め東北地方、関東地方も広く汚染されてしまいました。原発事故は未だ収束しておらず、放射性物質は大気中にも海洋にも流出し続け、事態はますます深刻になっています。関西圏も安全ではなく、基準値内とはいえ、放射能に汚染された食品は確実に流通し消費されています。

 また、放射能に汚染された肥料や建設資材の流通により、薄く広く、しかし確実に放射能汚染は広がっています。40年を超える老朽原発の廃炉が決まりましたが、廃炉作業で出る金属類のリサイクルが現実のものとなってきました。放射能汚染がますます拡散されることが懸念されます。

 一方で、原発被害の風化は進んでおり、当測定所の利用も激減しています。最大230 名ほどであった会員は現在130名ほどに減少しており、繰越金を除けば単年度赤字となってしまいました。現在のところは、何とか維持できていますが、5月には会員の半数以上の更新時期をむかえます。会員更新が順調にいかなければ、測定所を継続できないという最悪の状況を迎えます。

 測定スタッフは、休日を返上して毎週水曜日、隔週の土・日に当測定所を開所してきました。測定技術の向上のための努力も重ねてきました。市民測定所西日本ネットワークの仲間である「南福崎土地(株)測定所」にあるゲルマニウム半導体検出器によるクロスチェックの体制も整ってきております。当所としてはできる限りの努力を重ねてきましたが、現状を打開できておりません。

そこで、みなさまに心からのお願いです。会員更新をされてない方(お手元に有効期限内の会員証のない方)は、ぜひ会員更新をお願いします。同封している郵便振替口座に入金していただくか、4 ページ目のゆうちょ銀行口座に振り込みの上、メールなどでお名前とご住所とお知らせいただけると大変ありがたいです。

 第3回会員総会では、会員の皆様とともに当測定所を維持発展させるための取り組み方針を討議します。3周年記念講演会(講師:OurPlanetTV 代表・白石草さん)とともに、ご参加いただきますようよろしくお願いします。
 市民による市民のための放射能測定所を維持するために、みなさまのいっそうのご支援、ご協力を心からお願いいたします。

2015 年4月19日
京都・市民放射能測定所
代表 奥森祥陽
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
代表ご挨拶
 市民による市民のための放射能測定所を維持するために引き続きのご支援をお願いします。
  ~ 京都・市民放射能測定所開設3周年にあたって~
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あたらしいとりくみ、はじめました!
 無料測定・見学会 / 復活・ほっこりカフェ / 原発事故・被曝・食の安全などを考える勉強会
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京都の北部に新しい測定所を!
三条御前測定依頼所もがんばってます!
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放気になる測定結果・・・
『3周年記念のつどい』のご案内
会員のみなさまへ会員継続(年会費納入)のお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報創刊号(2013年5月発行)

   ~ともに歩んで下さる会員の皆様に感謝を込めて~

         本当に守りたいものはなんですか?

          こどもたちの笑顔

          こどもたちの未来

         今を見つめ、共に考え続けるために----

             これからも、ともに1歩1歩   
(表紙より)

 コンテンツ
代表ご挨拶 pdf 会報創刊号表紙(表紙のみダウンロード出来ます)
表紙のみをダウンロードする↑
京都・市民放射能測定所 1年の歩み pdf
測定所の利用者と支援者の声 pdf
放射能から身を守るための基礎知識 pdf
スタッフ紹介 pdf
会員へのお知らせ pdf
    以上をまとめ読みする  (4MB強あります) pdf

● 会報14号(2019年6月発行)  
5月19日『開設7周年のつどい』を開催しました。
ご協力ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!

(会員総会議案より)
 【測定所に求められる役割について】
  4月8日経団連は、原発の再稼働や新増設を改めて求め、原発の運転期間について今の最長60年より延ばすことを初めて求めました。中西会長(日立製作所会長)の強い意向と言われています。原発事故はいまだに収束しておらず、放射能汚染も続いているにもかかわらずです。
 放射線による健康被害も明らかですが、国と原子力規制委員会とその意を受けた学者は「被曝しても問題ない」かのように主張し、マスコミも報道しなくなりました。非常に危険な情勢です。このような情勢だからこそ、放射線による健康被害について再度明らかにし、広く発信しなければならないと考えています。

【測定所の取組み】
 食品の測定を継続して行いましたが、この1年間、復興庁パンフ「放射線のホント」を批判する学習会、核燃料再処理工場の健康被害を明らかにした第6回測定所まつりなどを開催し、原発が事故がなくても危険であることを明確にした測定所パンフ(講演録)を発行しました。そして『新米測定プロジェクト』として全国各地の白米・玄米を測ってデータを蓄積しました。

【今後の方針】
 7周年のつどいの中で会員総会を開き、学習会と無料測定会を継続開催して新しい会員の獲得と収入増をめざすこと、「低線量被曝による健康影響」の問題についての最先端の研究成果を市民に広げていくこと、ブログ・ホームページ・メーリングリスト、会報発行など測定所からの情報発信を引き続き強化していくこと、ホットスポットファインダーを今年購入し高浜原発他若狭にある原発を定期的に監視しくことなどを方針として確認しました。
 よろしくお願いします。

2019年6月15日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利

※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】 開設7周年のつどい 本行忠志さん講演「低線量被曝の健康影響」/入江紀夫さん講演「東電原発事故後にみられる胎児への健康影響・先天異常」 pdf
【3面】 韓国の原発フィールドワーク報告、新米測定プロジェクトの報告
【4面】 気になる測定結果、測定所からのお願い

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● 会報13号(2019年1月発行)

2019年5月 当測定所は開設7周年をむかえます!
これからもご支援、ご協力をよろしくお願いします!

 明けましておめでとうございます。

 京都・市民放射能測定所は、2012年5月19日の開所以来、市民のボランティアで運営し、食品や土壌の測定を続けてきました。しかし、原発事故から8年近くがたち、登録会員も大幅に減少し、依頼測定もほとんどない状況となっていますが、測定所としては独自にテーマを決め、放射能測定を継続しデータを蓄積しています。現在は新米測定プロ ジェクトが進行中です。

 当測定所には、日常的な測定活動に加えて、「内部被曝、低線量長期被曝による健康被害」の問題を正面から取り上げ、社会的に広げていく役割があると考えております。毎年春に「設立記念の集い」、秋に「測定所まつり」を開催しているのもこうした考えに基づくものです。また、また時々の情勢から求められる内容もとりあげてきました。たとえば、昨年3月21日に開催した「しあわせになるための『福島差別』論」を批判する学習講演会などです。これからもこうした活動を続けていきたいと思います。

 現在、当測定所としてはトリチウムによる健康被害の問題を継続して取り上げています。これは、「原発は事故がなくても危険」だからです。原発、特に加圧水型は平常運転時にも大量のトリチウムを放出し、白血病をはじめとする健康被害を引き起こしています。今年5月の6周年集会での森永徹さんの講演から多くのことを学びました。この内容は、昨年12月に発行したパンフレットに掲載していますので、ぜひお読みいただきたいと思います。

 六カ所村の再処理工場では、アクティブ試験段階でもきわめて大量のトリチウムが放出され、すでに健康被害が引き起こされています。昨年12月の第6回測定所まつりにお招きした遠藤順子さんの講演から学びました。再処理工場の本格稼働をなんとしても止めなければなりません。また、福島原発事故による汚染水には、大量のトリチウムと除去しきれなかった放射性核種が含まれています。汚染水を海に流すことは絶対にやめさせなければなりません。

 今年は、食品や土壌測定については継続するとともに、福島原発事故による放射能汚染の問題にとどまらず、原発・核燃料再処理工場の本質的な危険性と放射線被曝がもたらす深刻な健康被害の問題について、さらに大きく広げていきたいと思います。
 今年も引き続きご支援、ご協力をお願いしたします。

2019年1月1日
京都・市民放射能測定所 代表 奥森祥陽
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】第6回測定所まつり
 遠藤順子さんの講演「放射線被曝で発症する様々な病気」内容紹介
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【3面】同上
 山田耕作さんのお話「トリチウムによる被曝被害と汚染水海洋投棄反対運動」
【4面】みんなのデータサイト「放射能測定マップ+読み解き集」紹介
 測定所からのお願い

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● 会報12号(2018年6月発行)

【トリチウムの脅威、原発の新たな危険性を確認!
  5月13日京都測定所・開設6周年のつどいを開催しました】

 京都・市民放射能測定所を支えてくださっている皆様へ

 5月13日の当測定所開設6周年のつどいは、50数名の方にご参加いただき大成功でした。京都新聞の市内版にも記事が掲載されました。ご参加・ご協力いただいた皆様に、心から感謝いたします。

 今回は京都の北部の大飯・高浜原発が再稼働するという情勢の中での開催でした。森永徹(もりながとおる:元純真短期大学・健康科学 医学博士)さんには原発と再処理工場から放出される「トリチウム」によって、白血病増加などの健康被害が発生していることを講演していただきました。市川章人(いちかわあきと:京都自治体問題研究所)さんからは、日本海で海底地すべり津波が発生する危険性が明らかになるなど原発推進勢力の矛盾がますます深まり、私たちの方に展望があることを示していただきました。

 会員総会では、当測定所が築いてきた研究者の方たちとのつながりを生かし、最先端の研究成果を学ぶ学習会の継続開催を行うことを確認しました。魅力のある測定所主催の企画をつくり、会員・一般の方が足を運んでもらえる測定所にしていき、会員拡大と測定依頼の拡大をめざし、財政基盤を建て直していきます。そして新たな方針として、郵送による測定検体の受付を6月からスタートすることを決めました。

 参加された方からは「講演がすばらしかった」「測定所は大切な存在」など、あたたかい感想が多く寄せられ、運営スタッフ一同、大きな励みになりました。

 ぜひ、これからも京都・市民放射能測定所をよろしくお願いいたします。

2018年6月23日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【トリチウムの脅威、原発の新たな危険性を確認!
  5月13日京都測定所・開設6周年のつどいを開催しました】
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開設6周年つどい 森永さん(トリチウム)、
市川さん(原発の新たな危険)の講演内容紹介
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気になる測定結果 保育園の給食食材「干し椎茸」のお話 今年は不検出に。 pdf
7月15日(日)勉強会(復興庁パンフ「放射線のホント」批判)ご案内、
測定所からのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報11号(2018年4月発行)

【5月13日(日)開設6周年のつどい、ぜひご参加を!】
 会員のみなさま、ご支援くださっているみなさま。
 この5月で当測定所も開設6周年を迎えることになりますので、記念のつどいを開催します。

 京都・市民放射能測定所 開設6周年のつどい
 5月13日(日)13時30分~17時
 こどもみらい館・京都(地下鉄丸太町駅下車)
 ぜひご参加ください。

 大飯原発が再稼動しましたが、事故が起これば、京都が汚染地域となり、京都の私たちが被害の当事者になります。なので、これまで原発の規制基準と避難計画の問題点を詳細に検討し、警鐘を鳴らしてこられた市川章人さん(京都自治体問題研究所)につどいの講師をお願いしました。他にも当測定所の取組み報告と会員総会、放射線の健康影響についての講演などを企画しています。

 原子力規制委員会の放射線審議会は3月2日、放射線被曝の基準を緩和する検討を開始しました。これまでは空間放射線量「毎時0.23マイクロシーベルト」が年間追加被曝1ミリシーベルトに相当すると計算していましたが、更田委員長は計算式を変えて、「毎時1マイクロシーベルトの所で生活しても年間1ミリシーベルトに達しないように計算しよう」と言うのです。汚染の実態を消し去り、市民に被曝を強要するものに他なりません。
 このような危険な情勢の中で、市民の測定所が果たすべき役割を再確認できるつどいにしていきたいと考えています。

 ぜひ、多くの方のご参加をお願いいたします。

2018年4月5日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【5月13日(日)開設6周年のつどい、ぜひご参加を!】 pdf
3月21日「しあわせになるための福島差別論」を批判するつどいの報告 pdf
気になる測定結果 福井市と福島市の灰を比べてみると・・・見えてくるものは? pdf
2月18日トリチウム勉強会の報告
インフォーメーション
測定所からのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報10号(2018年1月 発行)

【今年で開設6周年!京都測定所をよろしくお願いします!】

 会員のみなさま、ご支援くださっているみなさま。
 2018年5月で、当測定所も開設6周年を迎えることになりました。
 日々、測定にたずさわって感じるのは、まだまだ汚染が続いているなという実感です。
 去年測定した測定結果を見ても、干し柿がセシウム合算で約55ベクレル/kg、大豆が約30ベクレル/kg、静岡県浜松市の土壌ですら約23ベクレル/kgという汚染がありました。
 地域の測定所では、福島県産以外の玄米や胚芽米から、微量の放射性セシウムが検出されたという情報も寄せられています。

 確かに、去年の秋に行った『お米測定プロジェクト』でも放射能を検出したものはなく、食品の汚染度は低くなってきているとは感じますが、油断できません。今年は、いよいよ8000ベクレル/kg以下の汚染土壌のリサイクルが本格化し、汚染のばらまきが始まります。食品の放射能検査の縮小も進められようとしています。むしろこれから、低線量・長期被曝の影響が深刻化していくのではないか?という予感すらしています。

 原発の怖さ、事故への不安、国民世論は一貫して原発反対が多数ですが、日本政府・経済界は再稼動と原発輸出をあきらめないようです。広島高裁判決や関電の老朽原発廃炉など、良い方向も見えてきましたが、まだまだこれからです。
 だからこそ、汚染の事実を測り続けること、記録に残すこと、知らせることが、京都・市民放射能測定所の大切な役割だと考えています。
 ぜひ、よりいっそうのご支援をお願いいたします。

2018年1月17日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【今年で開設6周年!京都測定所をよろしくお願いします!】 pdf
11月4日第5回測定所まつり『放射線の人体への影響を考える』報告 pdf
落合栄一郎さん、山田耕作さんの講演。本行忠志さんのレポートを紹介 pdf
気になる測定結果 ①九州産乾燥原木しいたけ ②福島産大豆 pdf
新米測定プロジェクトの報告 測定所からのお願い pdf
    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第9号(2017年6月 発行)

【おかげさまで開設5周年!測定所はがんばります!】

 会員のみなさま。ご支援くださっているみなさま。

 5月14日の当測定所・開設5周年のつどいは、40数名の方にご参加をいただき大成功でした。
映像『たゆたいながら完成版』の上映、石丸さんの『東日本土壌測定プロジェクト』の貴重な報告、渡辺さんの豊富なデータに基づく『原発事故による健康被害予測』、河野さんのミニライブ熱演、無料測定会、お茶会、などなど充実した内容だったと思います。
 (石丸さん、渡辺さんの講演内容は2面に掲載しています。)

つどいに参加された方からは、「難しい事柄を適格かつ正確にお話していただき、大変わかりやすく、勉強になりました。」「低放射線被曝でも影響が有るということが、あらためて分かった。」などの良い感想をたくさんいただきました。これで、次の6周年までがんばる元気が出ました。

 そんな中、高浜原発が再稼働しました。大飯原発も再稼働する日が迫っています。福島原発事故も収束せず、原発事故避難者が京都でも数百人が生活しているのに。再び過ちを招くような政策に、憤りを感じます。
 汚染された福島の土壌を測った時、その土は見た目は京都の土と何ら変わりません。しかし、測定器はすぐ反応し、スペクトルの山がぐんぐん伸びていきます。まるで測定器が悲鳴をあげてるようです。豊饒な大地が、なぜこうなってしまったのか。その責任を国も東電も取っていないのです。あの復興大臣は暴言で辞任しましたが、今の政権の本音を口に出してしまったのでしょう。

 次に事故がおきたら、若狭の原発から放射能が出たら、京都は隣です。他人事ではありません。
 過去を変えることはできませんが、過ちを防ぐことはできます。そのために測定を続けていきます。汚染の事実を測り続けること、記録を残すこと、知らせること、それが市民の市民による測定所の役割ですから。ぜひ、いっそうのご支援をお願いいたします。



2017年6月18日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【おかげさまで開設5周年!測定所はがんばります!】 pdf
5 周年集会 講演① 東日本土壌測定プロジェクトの成果♪
講演② 福島原発事故による健康被害をめぐる3つの立場
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日本原子力研究開発機構大洗事業所での
  作業員のプルトニウム被曝事故について
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気になる測定結果 pdf
測定所全体ミーティング
無料測定会in マイタウン向島 報告
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第8号(2016年12月発行)

【原発事故を消すな!生活と命を守る市民測定所に!】

会員のみなさま。ご支援くださっているみなさま。

2016年を振り返ってみますと、
九州・川内原発に続き、四国・伊方原発が再稼動。
環境省は8000ベクレル/kg以下の汚染土をリサイクル推進。避難指示区域の打切り強行。
まるで福島原発事故は消えてなくなったのか?という状況です。
事故が起きても安心・安全という新たな神話がつくられようとしています。

私たち京都・市民放射能測定所は、自分で測っているからこそ、汚染が続いていることを知っています。
今年測った土、落ち葉、干し柿など、数字で現れています。
11月26日に開催した第四回測定所まつりでは、放射能による健康被害を明らかにしました。
放射性物質を含む微粒子が漂い、人体に侵入していく恐ろしさ。
甲状腺がんだけでなく、周産期死亡や心筋梗塞のデータ。

だからこそ、測り続けなければならない。そう思っています。
事故の後、国や東電はデータを隠しました。
だからこそ、市民が防護するための測定所が必要だと。

京都の地場の野菜や米が不検出であることも大事なデータです。
万一の時に、事故前と事故後を比較することができます。
ホットスポットファインダーを購入し、今のデータを採取しておくことも必要です。

京都・市民放射能測定所の財政基盤を建直し、セシウム137の半減期30年を越え、全原発の廃炉を見届けるまで続けられますように、2017年もご支援をよろしくお願いします。
 2016年12月11日
 京都・市民放射能測定所 運営スタッフ一同
 ※会報1ページ目より

 コンテンツ
【原発事故を消すな!生活と命を守る市民測定所に!】 pdf
11・26 第4回測定所まつりの報告です♪ pdf
気になる測定結果 pdf
測定所全体ミーティング
【解説】周産期死亡率の増加とは?
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第7号(2016年10月発行)

新・丹波橋測定室10月1日リニューアル・オープン♪

 会員のみなさま。

 このたび、京都・市民放射能測定所丹波橋測定室は、場所を移転しました。
 2012年5月の開所以来4年間親しんできた『北川ビル』を離れ、駅をはさんで反対側の『コー桃山105号室』に移り、10月1日(土)からリニューアル・オープンします。
 新しい丹波橋測定室は、市民・住民の方にいっそう親しんでもらえる場所として、発展させたいと考えております。近鉄丹波橋駅からは徒歩2分と便利な所です。
測定のご依頼に引き続き対応していくとともに、勉強会や交流会を定期的に開催できるスペースを確保できたと考えています。

 みなさまのいっそうのご利用を、お願い申し上げます。


2016年9月23日
事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【新・丹波橋測定室10月1日リニューアル・オープン♪】 pdf
汚染土再利用に反対!環境省に抗議アピールを送りました! pdf
気になる測定結果 ストーブの灰からセシウム137を検出 pdf
インフォーメーション
【引越しは大変だ~】
会員のみなさまへのお願い
pdf
    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第6号(2016年6月発行)

測定所開設4周年! これからもよろしくお願いします♪

 みなさま、5月15日の京都・市民放射能測定所 開設4周年のつどいは、約60名の方にご参加いただき、大成功でした。当測定所がここまで来れたのも、みなさまの多大なご協力あってのことです。厚くお礼を申し上げますとともに、今後もぜひよろしくお願いいたします。

 会員総会の中では、測定所を続ける意味はどこにあるのか? という、鋭いご意見もいただきました。
 確かに、当測定所で測っている最近の検体は「不検出」というものが多いです。京都のスーパーなどで売られている米や野菜などを計っても、放射性セシウムが検出されるものは、ほとんどありません。そういう意味であれば、京都および近畿圏に住む私たちは、食材の種類と産地に気をつければ、わざわざ測らなくても、放射能の影響からはある程度は防護できるかもしれません。

 しかし問題はこれからです。

 最近でも、宇都宮の小学校の給食で使われたタケノコが234ベクレル/kg汚染されていたことも明らかになりました。環境省「中間貯蔵除染土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」は3月30日、8000Bq/Kg以下の汚染土を、「遮蔽および飛散・流出の防止」を行った上で、全国の公共事業で利用できる方針を決定しました。

 情報を知らせず、汚染をばらまき、被曝を拡大するのが今の国策です。測定をやめれば、市民が監視することはできなくなってしまいます。だから、私たちは測定所を続けることをあらためて決意しました。

 当測定所の最大の課題は、財政基盤の建て直しです。総会では、会員・サポート会員を200名、測定依頼を月に20検体をめざしていくことを確認しました。測定所のカラーリーフレット5000枚を作成しましたので、あらゆる場で宣伝していきます。新しい取組みとして、ホットスポットファインダーの購入と活用をめざします。
 会員のみなさま。これまで以上に、物心両面のご支援を心からお願いいたします。

2016年5月21日
京都・市民放射能測定所
 代表 奥森祥陽
 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【測定所開設4周年! これからもよろしくお願いします♪ 】 pdf
つどい参加者さんの感想アンケートです。
 うれしいお言葉、ちょっと紹介しま~す♪
pdf
インフォーメーション
【最近の気になる話題】
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第5号(2016年2月発行)

原発事故からまもなく5年。今年を測定所運動の飛躍の年に

 昨年は、京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ、おうみ市民放射能測定所が開所し、市民測定所西日本ネットワークにも加わっていただきました。また、鈴木診療所さんも放射能測定室を開設し、アレルギー症状が出ている患者さんが摂っている食材の放射能測定を手がけています。いずれの測定所(室)も、当所と同じ測定器(ATOMTEX社・AT1320A)を導入しています。測定所(とくにAT機)が増えることはとてもうれしく心強いです。
 特に京都北部・市民放射能測定所たんぽぽさんの開所は、2014年11月に「第2回市民測定所まつりin綾部」での出会いから開所に至ったので、感慨深いものが有ります。綾部市でのまつり開催にむけて何度も綾部市に通い、幼稚園、保育所、病院、労働組合、市民団体、市民ホール、市民センター、公民館、市民活動センターなどを回って協力を要請し、チラシの配布をお願いしたことを思い出します。大本教やカトリック教会、グンゼにも行ったっけ。
 結局、当所の会員さんであった綾部ひまわり共同保育園の職員さんや保護者が測定所まつりに参加してくれたことで、勉強会の開催、作ろう会の立ち上げにつながり、2015年8月の開所へと結実しました。本当にすばらしい出会いとなりました。

 さて、ここで今年の決意を2つ。
 まず第1は、京都測定所押して、福井の原発周辺地域、京都北部、京都市内の環境放射能を継続して測定することで、若狭原発群の稼働による環境への影響を調査していきたいと考えています。こうした取り組みが、原発をなくす取り組みに役に立てばと思います。第2は、3月から6月にかけて西日本ネットに参加する測定所が、測定所まつりや無料測定会などのイベントを連鎖的に開催し、市民測定所の存在と役割を社会的に大きくアピールしていきたいと思います。この2つを実現したいと思っています。
 なお、京都測定所は5月15日(日)の呉竹文化センターで「4周年記念の集い」を開催しますのでお楽しみに。

 会員のみなさん。これまで以上に、物心両面のご支援を心からお願いして、当会を代表してのご挨拶とさせていただきます。

2016年1 月24日
京都・市民放射能測定所
代表 奥森 祥陽
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【原発事故からまもなく5年。今年を測定所運動の飛躍の年に】 pdf
第11回測定所勉強会 トリチウムの危険性 pdf
測定所の仲間が増え続けています!1月11日 西日本ネットワーク報告
大阪大学での学生企画に参加しました
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インフォーメーション
2月28日(日)無料測定会
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第4号(2015年10月発行)

【第3回市民測定所まつり in 呉竹】
ご協力ありがとうございました!

 10月12日に開催しました測定所まつりへのご参加およびご協力、本当にありがとうございました。
 お子さんも含め、約100名の方にご参加いただきました。
 ご協力いただきましたみなさまに、厚くお礼申し上げます。

 今の国や福島県の方針は、「帰還困難区域(年間50ミリシーベルト以上)」を除く全地域を2017年3月までに解除し、区域外避難者への住宅提供も打ち切るという方向です。まるで放射能が消えてしまったかのようなキャンペーンも強まっています。
 当測定所は、原発事故避難者の方の声に応え、避難者の方とともに歩んできました。だからこそ、測定を通じて放射能汚染が広がっていることを示してきました。今回のまつりでも、上映や講演会、写真展などを通じて、放射能からの避難・移住の大切さを訴えさせていただきました。
 そして、今回のまつりの意義は、「新たなところへの広がりを作り出した」ところにあると思います。今年できた京都北部測定所さん、もうすぐ開所する「近江測定所」さん、首都圏から滋賀県に避難してきている方など、大きな関心もって参加していただいたことです。今後につながる展望を見いだした「まつり」
となったと思います。

 その一方で、当測定所が岐路に立っているのも事実です。測定依頼も減り、会員も減り続ければ立ち行かなくなってしまう現実的な問題があります。市民による市民のための測定所です。ぜひみなさま、いっそうのご支援をよろしくお願いいたします。

2015年10月31日
京都・市民放射能測定所
   代表 奥森祥陽
事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【第3回市民測定所まつり in 呉竹】 ご協力ありがとうございました! pdf
10/12 第3回市民測定所まつり 大成功! pdf
鎌仲ひとみ監督作品「小さき声のカノン―選択する人々」映画の感想
測定所ミニ講演会『いま、市民の測定所が果たす役割とは?』
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スタッフからひと言
広がる測定所なかま
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第3号(2015年7月発行)

【速報】京都北部測定所8月23日(日)オープン!

みなさま京都・市民放射能測定所の代表をしています奥森です。
京都北部測定所の場所と開設の日取りが決まりました。
測定器は、京都・市民放射能測定所が導入しているベラルーシのATOMTEX社製ヨウ化ナトリウムシンチレーター「AT1320A」を導入します。
開所場所は京都府綾部市有岡町の一軒家です。
測定器の納入予定は7月16日頃であり、開所予定日は8月23日(日)となっています。
現在、測定器代金はなんとか納入したものの、開設に必要な資金はまだこれからという状況です。
京都府北部測定所開設資金カンパを是非、お願いいたします。
みなさまのご支援、ご協力をお願いします。

<カンパの振込先>
郵便振替口座 00990-8-147255 京都市民測定所

一口1,000円です。できましたら複数口のご協力をお願いします。
通信欄に「北部測定所カンパ」と明記の上、おところ、お名前、連絡先(メールアドレスなど)を必ずご記入ください。
二口(2,000円)以上のカンパをいただいた方には、京都測定所での「無料測定券」を進呈します。
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【速報】京都北部測定所8月23日(日)オープン! pdf
5月17日 開設三周年のつどい 60名で大成功! pdf
6月17日ほっこりカフェの報告
第9回測定所勉強会『原発再稼働の政治経済学』
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気になる測定結果・・・
新人スタッフ紹介
測定所全体ミーティング
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第2号(2015年4月発行)

市民による市民のための放射能測定所を維持するために
引き続きのご支援をお願いします。

~ 京都・市民放射能測定所開設3周年にあたって~

 東京電力福島第一原発事故から4年が過ぎ、当測定所が開所して丸3 年を迎えようとしています。現在、原発事故を巡る状況はどうなっているでしょうか?

 原発事故により,福島県を始め東北地方、関東地方も広く汚染されてしまいました。原発事故は未だ収束しておらず、放射性物質は大気中にも海洋にも流出し続け、事態はますます深刻になっています。関西圏も安全ではなく、基準値内とはいえ、放射能に汚染された食品は確実に流通し消費されています。

 また、放射能に汚染された肥料や建設資材の流通により、薄く広く、しかし確実に放射能汚染は広がっています。40年を超える老朽原発の廃炉が決まりましたが、廃炉作業で出る金属類のリサイクルが現実のものとなってきました。放射能汚染がますます拡散されることが懸念されます。

 一方で、原発被害の風化は進んでおり、当測定所の利用も激減しています。最大230 名ほどであった会員は現在130名ほどに減少しており、繰越金を除けば単年度赤字となってしまいました。現在のところは、何とか維持できていますが、5月には会員の半数以上の更新時期をむかえます。会員更新が順調にいかなければ、測定所を継続できないという最悪の状況を迎えます。

 測定スタッフは、休日を返上して毎週水曜日、隔週の土・日に当測定所を開所してきました。測定技術の向上のための努力も重ねてきました。市民測定所西日本ネットワークの仲間である「南福崎土地(株)測定所」にあるゲルマニウム半導体検出器によるクロスチェックの体制も整ってきております。当所としてはできる限りの努力を重ねてきましたが、現状を打開できておりません。

そこで、みなさまに心からのお願いです。会員更新をされてない方(お手元に有効期限内の会員証のない方)は、ぜひ会員更新をお願いします。同封している郵便振替口座に入金していただくか、4 ページ目のゆうちょ銀行口座に振り込みの上、メールなどでお名前とご住所とお知らせいただけると大変ありがたいです。

 第3回会員総会では、会員の皆様とともに当測定所を維持発展させるための取り組み方針を討議します。3周年記念講演会(講師:OurPlanetTV 代表・白石草さん)とともに、ご参加いただきますようよろしくお願いします。
 市民による市民のための放射能測定所を維持するために、みなさまのいっそうのご支援、ご協力を心からお願いいたします。

2015 年4月19日
京都・市民放射能測定所
代表 奥森祥陽
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
代表ご挨拶
 市民による市民のための放射能測定所を維持するために引き続きのご支援をお願いします。
  ~ 京都・市民放射能測定所開設3周年にあたって~
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あたらしいとりくみ、はじめました!
 無料測定・見学会 / 復活・ほっこりカフェ / 原発事故・被曝・食の安全などを考える勉強会
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京都の北部に新しい測定所を!
三条御前測定依頼所もがんばってます!
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放気になる測定結果・・・
『3周年記念のつどい』のご案内
会員のみなさまへ会員継続(年会費納入)のお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報創刊号(2013年5月発行)

   ~ともに歩んで下さる会員の皆様に感謝を込めて~

         本当に守りたいものはなんですか?

          こどもたちの笑顔

          こどもたちの未来

         今を見つめ、共に考え続けるために----

             これからも、ともに1歩1歩   
(表紙より)

 コンテンツ
代表ご挨拶 pdf 会報創刊号表紙(表紙のみダウンロード出来ます)
表紙のみをダウンロードする↑
京都・市民放射能測定所 1年の歩み pdf
測定所の利用者と支援者の声 pdf
放射能から身を守るための基礎知識 pdf
スタッフ紹介 pdf
会員へのお知らせ pdf
    以上をまとめ読みする  (4MB強あります) pdf


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京都市民放射能測定所 連絡先
 〒612-0066 京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1 コーポ桃山105号室
  tel/Fax:075-622-9870  e-mail:shimin_sokutei@yahoo.co.jp

  
 
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 ◆ 京都・市民放射能測定所 会報

会報のページ
● 会報15号(2020年6月発行)  最新号!
 2020年東京オリンピックに異議あり
放射能は消えていない健康影響はある隠してはいけない
 【異様な東京オリンピック・キャンペーン】
テレビをつければ東京オリンピックが毎日目に飛び込んできますね。これでもかというほど。
私は選手の努力には感動します。しかし、今はどれだけ設備や用具に金をかけたかで記録が出たり、勝負が決まったりするのは疑問に思います。そして聖火リレーに象徴されますが、「福島復興」「原発事故は終わった」と見せる、意図的な構成を感じます。選手も観客も住民も被ばくさせられる危険を隠しています。

【放射能は消えたのか?】
京都・市民放射能測定所は、土壌や食品の測定を通じて、放射能が依然として存在しており、危険であることを示してきました。放射性セシウム137の半減期は30年もあります。除染されていない山林、溜まる一方の汚染水、汚染土を詰めたフレコンバックの山、どれも脅威です。
そしてオリンピック競技会場である福島市の『あづま球場』とその周辺の土壌と粉塵の放射性セシウムの値(2017年秋)は「78.1~6176ベクレル/kg」だったと世界的に著名な反原発活動家アーニー・ガンダーセン氏は報告しています。昨年の風水害によって、汚染土が居住地域に再び広がっている実態もあります。
核戦争防止国際医師団会議(IPPNW)ドイツ支部が「福島市での野球・ソフトボールのオリンピック競技を断念し、福島県の放射能汚染地域での聖火リレーを取り消してほしい」と署名運動をはじめるなど、世界的にも東京オリンピックがもつ危険性を問う声が広がってきています。

【放射能による健康影響を明らかにした2019年】
昨年は、測定所開設7周年のつどいと学習会などを通して、放射能がもたらす被害、とりわけ低線量被ばくによる健康影響を明らかにしました。ぜひ第二号パンフ『被ばくは低線量でも危険』をお読みいただき、活用していただきたいと考えます。

【被ばく隠しとの闘いへ】
今年2020年は、測定所としても存在意義が問われる正念場の年になると考えています。ICRP勧告の改悪や
汚染水の海洋放出が狙われています。帰還困難区域も解除が進められています。市民による市民のための測
定所であるからこそ、警鐘を鳴らし続けたいと思います。

  2020年1月11日
京都・市民放射能測定所事務局長 佐藤和利
 ※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】 開設7周年のつどい 本行忠志さん講演「低線量被曝の健康影響」/入江紀夫さん講演「東電原発事故後にみられる胎児への健康影響・先天異常」 pdf
【3面】 韓国の原発フィールドワーク報告、新米測定プロジェクトの報告
【4面】 気になる測定結果、測定所からのお願い






● 会報14号(2019年6月発行)  
5月19日『開設7周年のつどい』を開催しました。
ご協力ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!

(会員総会議案より)
 【測定所に求められる役割について】
  4月8日経団連は、原発の再稼働や新増設を改めて求め、原発の運転期間について今の最長60年より延ばすことを初めて求めました。中西会長(日立製作所会長)の強い意向と言われています。原発事故はいまだに収束しておらず、放射能汚染も続いているにもかかわらずです。
 放射線による健康被害も明らかですが、国と原子力規制委員会とその意を受けた学者は「被曝しても問題ない」かのように主張し、マスコミも報道しなくなりました。非常に危険な情勢です。このような情勢だからこそ、放射線による健康被害について再度明らかにし、広く発信しなければならないと考えています。

【測定所の取組み】
 食品の測定を継続して行いましたが、この1年間、復興庁パンフ「放射線のホント」を批判する学習会、核燃料再処理工場の健康被害を明らかにした第6回測定所まつりなどを開催し、原発が事故がなくても危険であることを明確にした測定所パンフ(講演録)を発行しました。そして『新米測定プロジェクト』として全国各地の白米・玄米を測ってデータを蓄積しました。

【今後の方針】
 7周年のつどいの中で会員総会を開き、学習会と無料測定会を継続開催して新しい会員の獲得と収入増をめざすこと、「低線量被曝による健康影響」の問題についての最先端の研究成果を市民に広げていくこと、ブログ・ホームページ・メーリングリスト、会報発行など測定所からの情報発信を引き続き強化していくこと、ホットスポットファインダーを今年購入し高浜原発他若狭にある原発を定期的に監視しくことなどを方針として確認しました。
 よろしくお願いします。

2019年6月15日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利

※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】 開設7周年のつどい 本行忠志さん講演「低線量被曝の健康影響」/入江紀夫さん講演「東電原発事故後にみられる胎児への健康影響・先天異常」 pdf
【3面】 韓国の原発フィールドワーク報告、新米測定プロジェクトの報告
【4面】 気になる測定結果、測定所からのお願い

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● 会報13号(2019年1月発行)

2019年5月 当測定所は開設7周年をむかえます!
これからもご支援、ご協力をよろしくお願いします!

 明けましておめでとうございます。

 京都・市民放射能測定所は、2012年5月19日の開所以来、市民のボランティアで運営し、食品や土壌の測定を続けてきました。しかし、原発事故から8年近くがたち、登録会員も大幅に減少し、依頼測定もほとんどない状況となっていますが、測定所としては独自にテーマを決め、放射能測定を継続しデータを蓄積しています。現在は新米測定プロ ジェクトが進行中です。

 当測定所には、日常的な測定活動に加えて、「内部被曝、低線量長期被曝による健康被害」の問題を正面から取り上げ、社会的に広げていく役割があると考えております。毎年春に「設立記念の集い」、秋に「測定所まつり」を開催しているのもこうした考えに基づくものです。また、また時々の情勢から求められる内容もとりあげてきました。たとえば、昨年3月21日に開催した「しあわせになるための『福島差別』論」を批判する学習講演会などです。これからもこうした活動を続けていきたいと思います。

 現在、当測定所としてはトリチウムによる健康被害の問題を継続して取り上げています。これは、「原発は事故がなくても危険」だからです。原発、特に加圧水型は平常運転時にも大量のトリチウムを放出し、白血病をはじめとする健康被害を引き起こしています。今年5月の6周年集会での森永徹さんの講演から多くのことを学びました。この内容は、昨年12月に発行したパンフレットに掲載していますので、ぜひお読みいただきたいと思います。

 六カ所村の再処理工場では、アクティブ試験段階でもきわめて大量のトリチウムが放出され、すでに健康被害が引き起こされています。昨年12月の第6回測定所まつりにお招きした遠藤順子さんの講演から学びました。再処理工場の本格稼働をなんとしても止めなければなりません。また、福島原発事故による汚染水には、大量のトリチウムと除去しきれなかった放射性核種が含まれています。汚染水を海に流すことは絶対にやめさせなければなりません。

 今年は、食品や土壌測定については継続するとともに、福島原発事故による放射能汚染の問題にとどまらず、原発・核燃料再処理工場の本質的な危険性と放射線被曝がもたらす深刻な健康被害の問題について、さらに大きく広げていきたいと思います。
 今年も引き続きご支援、ご協力をお願いしたします。

2019年1月1日
京都・市民放射能測定所 代表 奥森祥陽
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【2面】第6回測定所まつり
 遠藤順子さんの講演「放射線被曝で発症する様々な病気」内容紹介
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【3面】同上
 山田耕作さんのお話「トリチウムによる被曝被害と汚染水海洋投棄反対運動」
【4面】みんなのデータサイト「放射能測定マップ+読み解き集」紹介
 測定所からのお願い

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● 会報12号(2018年6月発行)

【トリチウムの脅威、原発の新たな危険性を確認!
  5月13日京都測定所・開設6周年のつどいを開催しました】

 京都・市民放射能測定所を支えてくださっている皆様へ

 5月13日の当測定所開設6周年のつどいは、50数名の方にご参加いただき大成功でした。京都新聞の市内版にも記事が掲載されました。ご参加・ご協力いただいた皆様に、心から感謝いたします。

 今回は京都の北部の大飯・高浜原発が再稼働するという情勢の中での開催でした。森永徹(もりながとおる:元純真短期大学・健康科学 医学博士)さんには原発と再処理工場から放出される「トリチウム」によって、白血病増加などの健康被害が発生していることを講演していただきました。市川章人(いちかわあきと:京都自治体問題研究所)さんからは、日本海で海底地すべり津波が発生する危険性が明らかになるなど原発推進勢力の矛盾がますます深まり、私たちの方に展望があることを示していただきました。

 会員総会では、当測定所が築いてきた研究者の方たちとのつながりを生かし、最先端の研究成果を学ぶ学習会の継続開催を行うことを確認しました。魅力のある測定所主催の企画をつくり、会員・一般の方が足を運んでもらえる測定所にしていき、会員拡大と測定依頼の拡大をめざし、財政基盤を建て直していきます。そして新たな方針として、郵送による測定検体の受付を6月からスタートすることを決めました。

 参加された方からは「講演がすばらしかった」「測定所は大切な存在」など、あたたかい感想が多く寄せられ、運営スタッフ一同、大きな励みになりました。

 ぜひ、これからも京都・市民放射能測定所をよろしくお願いいたします。

2018年6月23日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【トリチウムの脅威、原発の新たな危険性を確認!
  5月13日京都測定所・開設6周年のつどいを開催しました】
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開設6周年つどい 森永さん(トリチウム)、
市川さん(原発の新たな危険)の講演内容紹介
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気になる測定結果 保育園の給食食材「干し椎茸」のお話 今年は不検出に。 pdf
7月15日(日)勉強会(復興庁パンフ「放射線のホント」批判)ご案内、
測定所からのお願い
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● 会報11号(2018年4月発行)

【5月13日(日)開設6周年のつどい、ぜひご参加を!】
 会員のみなさま、ご支援くださっているみなさま。
 この5月で当測定所も開設6周年を迎えることになりますので、記念のつどいを開催します。

 京都・市民放射能測定所 開設6周年のつどい
 5月13日(日)13時30分~17時
 こどもみらい館・京都(地下鉄丸太町駅下車)
 ぜひご参加ください。

 大飯原発が再稼動しましたが、事故が起これば、京都が汚染地域となり、京都の私たちが被害の当事者になります。なので、これまで原発の規制基準と避難計画の問題点を詳細に検討し、警鐘を鳴らしてこられた市川章人さん(京都自治体問題研究所)につどいの講師をお願いしました。他にも当測定所の取組み報告と会員総会、放射線の健康影響についての講演などを企画しています。

 原子力規制委員会の放射線審議会は3月2日、放射線被曝の基準を緩和する検討を開始しました。これまでは空間放射線量「毎時0.23マイクロシーベルト」が年間追加被曝1ミリシーベルトに相当すると計算していましたが、更田委員長は計算式を変えて、「毎時1マイクロシーベルトの所で生活しても年間1ミリシーベルトに達しないように計算しよう」と言うのです。汚染の実態を消し去り、市民に被曝を強要するものに他なりません。
 このような危険な情勢の中で、市民の測定所が果たすべき役割を再確認できるつどいにしていきたいと考えています。

 ぜひ、多くの方のご参加をお願いいたします。

2018年4月5日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【5月13日(日)開設6周年のつどい、ぜひご参加を!】 pdf
3月21日「しあわせになるための福島差別論」を批判するつどいの報告 pdf
気になる測定結果 福井市と福島市の灰を比べてみると・・・見えてくるものは? pdf
2月18日トリチウム勉強会の報告
インフォーメーション
測定所からのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報10号(2018年1月 発行)

【今年で開設6周年!京都測定所をよろしくお願いします!】

 会員のみなさま、ご支援くださっているみなさま。
 2018年5月で、当測定所も開設6周年を迎えることになりました。
 日々、測定にたずさわって感じるのは、まだまだ汚染が続いているなという実感です。
 去年測定した測定結果を見ても、干し柿がセシウム合算で約55ベクレル/kg、大豆が約30ベクレル/kg、静岡県浜松市の土壌ですら約23ベクレル/kgという汚染がありました。
 地域の測定所では、福島県産以外の玄米や胚芽米から、微量の放射性セシウムが検出されたという情報も寄せられています。

 確かに、去年の秋に行った『お米測定プロジェクト』でも放射能を検出したものはなく、食品の汚染度は低くなってきているとは感じますが、油断できません。今年は、いよいよ8000ベクレル/kg以下の汚染土壌のリサイクルが本格化し、汚染のばらまきが始まります。食品の放射能検査の縮小も進められようとしています。むしろこれから、低線量・長期被曝の影響が深刻化していくのではないか?という予感すらしています。

 原発の怖さ、事故への不安、国民世論は一貫して原発反対が多数ですが、日本政府・経済界は再稼動と原発輸出をあきらめないようです。広島高裁判決や関電の老朽原発廃炉など、良い方向も見えてきましたが、まだまだこれからです。
 だからこそ、汚染の事実を測り続けること、記録に残すこと、知らせることが、京都・市民放射能測定所の大切な役割だと考えています。
 ぜひ、よりいっそうのご支援をお願いいたします。

2018年1月17日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【今年で開設6周年!京都測定所をよろしくお願いします!】 pdf
11月4日第5回測定所まつり『放射線の人体への影響を考える』報告 pdf
落合栄一郎さん、山田耕作さんの講演。本行忠志さんのレポートを紹介 pdf
気になる測定結果 ①九州産乾燥原木しいたけ ②福島産大豆 pdf
新米測定プロジェクトの報告 測定所からのお願い pdf
    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第9号(2017年6月 発行)

【おかげさまで開設5周年!測定所はがんばります!】

 会員のみなさま。ご支援くださっているみなさま。

 5月14日の当測定所・開設5周年のつどいは、40数名の方にご参加をいただき大成功でした。
映像『たゆたいながら完成版』の上映、石丸さんの『東日本土壌測定プロジェクト』の貴重な報告、渡辺さんの豊富なデータに基づく『原発事故による健康被害予測』、河野さんのミニライブ熱演、無料測定会、お茶会、などなど充実した内容だったと思います。
 (石丸さん、渡辺さんの講演内容は2面に掲載しています。)

つどいに参加された方からは、「難しい事柄を適格かつ正確にお話していただき、大変わかりやすく、勉強になりました。」「低放射線被曝でも影響が有るということが、あらためて分かった。」などの良い感想をたくさんいただきました。これで、次の6周年までがんばる元気が出ました。

 そんな中、高浜原発が再稼働しました。大飯原発も再稼働する日が迫っています。福島原発事故も収束せず、原発事故避難者が京都でも数百人が生活しているのに。再び過ちを招くような政策に、憤りを感じます。
 汚染された福島の土壌を測った時、その土は見た目は京都の土と何ら変わりません。しかし、測定器はすぐ反応し、スペクトルの山がぐんぐん伸びていきます。まるで測定器が悲鳴をあげてるようです。豊饒な大地が、なぜこうなってしまったのか。その責任を国も東電も取っていないのです。あの復興大臣は暴言で辞任しましたが、今の政権の本音を口に出してしまったのでしょう。

 次に事故がおきたら、若狭の原発から放射能が出たら、京都は隣です。他人事ではありません。
 過去を変えることはできませんが、過ちを防ぐことはできます。そのために測定を続けていきます。汚染の事実を測り続けること、記録を残すこと、知らせること、それが市民の市民による測定所の役割ですから。ぜひ、いっそうのご支援をお願いいたします。



2017年6月18日
京都・市民放射能測定所 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

コンテンツ

【おかげさまで開設5周年!測定所はがんばります!】 pdf
5 周年集会 講演① 東日本土壌測定プロジェクトの成果♪
講演② 福島原発事故による健康被害をめぐる3つの立場
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日本原子力研究開発機構大洗事業所での
  作業員のプルトニウム被曝事故について
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気になる測定結果 pdf
測定所全体ミーティング
無料測定会in マイタウン向島 報告
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第8号(2016年12月発行)

【原発事故を消すな!生活と命を守る市民測定所に!】

会員のみなさま。ご支援くださっているみなさま。

2016年を振り返ってみますと、
九州・川内原発に続き、四国・伊方原発が再稼動。
環境省は8000ベクレル/kg以下の汚染土をリサイクル推進。避難指示区域の打切り強行。
まるで福島原発事故は消えてなくなったのか?という状況です。
事故が起きても安心・安全という新たな神話がつくられようとしています。

私たち京都・市民放射能測定所は、自分で測っているからこそ、汚染が続いていることを知っています。
今年測った土、落ち葉、干し柿など、数字で現れています。
11月26日に開催した第四回測定所まつりでは、放射能による健康被害を明らかにしました。
放射性物質を含む微粒子が漂い、人体に侵入していく恐ろしさ。
甲状腺がんだけでなく、周産期死亡や心筋梗塞のデータ。

だからこそ、測り続けなければならない。そう思っています。
事故の後、国や東電はデータを隠しました。
だからこそ、市民が防護するための測定所が必要だと。

京都の地場の野菜や米が不検出であることも大事なデータです。
万一の時に、事故前と事故後を比較することができます。
ホットスポットファインダーを購入し、今のデータを採取しておくことも必要です。

京都・市民放射能測定所の財政基盤を建直し、セシウム137の半減期30年を越え、全原発の廃炉を見届けるまで続けられますように、2017年もご支援をよろしくお願いします。
 2016年12月11日
 京都・市民放射能測定所 運営スタッフ一同
 ※会報1ページ目より

 コンテンツ
【原発事故を消すな!生活と命を守る市民測定所に!】 pdf
11・26 第4回測定所まつりの報告です♪ pdf
気になる測定結果 pdf
測定所全体ミーティング
【解説】周産期死亡率の増加とは?
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第7号(2016年10月発行)

新・丹波橋測定室10月1日リニューアル・オープン♪

 会員のみなさま。

 このたび、京都・市民放射能測定所丹波橋測定室は、場所を移転しました。
 2012年5月の開所以来4年間親しんできた『北川ビル』を離れ、駅をはさんで反対側の『コー桃山105号室』に移り、10月1日(土)からリニューアル・オープンします。
 新しい丹波橋測定室は、市民・住民の方にいっそう親しんでもらえる場所として、発展させたいと考えております。近鉄丹波橋駅からは徒歩2分と便利な所です。
測定のご依頼に引き続き対応していくとともに、勉強会や交流会を定期的に開催できるスペースを確保できたと考えています。

 みなさまのいっそうのご利用を、お願い申し上げます。


2016年9月23日
事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【新・丹波橋測定室10月1日リニューアル・オープン♪】 pdf
汚染土再利用に反対!環境省に抗議アピールを送りました! pdf
気になる測定結果 ストーブの灰からセシウム137を検出 pdf
インフォーメーション
【引越しは大変だ~】
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第6号(2016年6月発行)

測定所開設4周年! これからもよろしくお願いします♪

 みなさま、5月15日の京都・市民放射能測定所 開設4周年のつどいは、約60名の方にご参加いただき、大成功でした。当測定所がここまで来れたのも、みなさまの多大なご協力あってのことです。厚くお礼を申し上げますとともに、今後もぜひよろしくお願いいたします。

 会員総会の中では、測定所を続ける意味はどこにあるのか? という、鋭いご意見もいただきました。
 確かに、当測定所で測っている最近の検体は「不検出」というものが多いです。京都のスーパーなどで売られている米や野菜などを計っても、放射性セシウムが検出されるものは、ほとんどありません。そういう意味であれば、京都および近畿圏に住む私たちは、食材の種類と産地に気をつければ、わざわざ測らなくても、放射能の影響からはある程度は防護できるかもしれません。

 しかし問題はこれからです。

 最近でも、宇都宮の小学校の給食で使われたタケノコが234ベクレル/kg汚染されていたことも明らかになりました。環境省「中間貯蔵除染土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」は3月30日、8000Bq/Kg以下の汚染土を、「遮蔽および飛散・流出の防止」を行った上で、全国の公共事業で利用できる方針を決定しました。

 情報を知らせず、汚染をばらまき、被曝を拡大するのが今の国策です。測定をやめれば、市民が監視することはできなくなってしまいます。だから、私たちは測定所を続けることをあらためて決意しました。

 当測定所の最大の課題は、財政基盤の建て直しです。総会では、会員・サポート会員を200名、測定依頼を月に20検体をめざしていくことを確認しました。測定所のカラーリーフレット5000枚を作成しましたので、あらゆる場で宣伝していきます。新しい取組みとして、ホットスポットファインダーの購入と活用をめざします。
 会員のみなさま。これまで以上に、物心両面のご支援を心からお願いいたします。

2016年5月21日
京都・市民放射能測定所
 代表 奥森祥陽
 事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【測定所開設4周年! これからもよろしくお願いします♪ 】 pdf
つどい参加者さんの感想アンケートです。
 うれしいお言葉、ちょっと紹介しま~す♪
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インフォーメーション
【最近の気になる話題】
会員のみなさまへのお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報第5号(2016年2月発行)

原発事故からまもなく5年。今年を測定所運動の飛躍の年に

 昨年は、京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ、おうみ市民放射能測定所が開所し、市民測定所西日本ネットワークにも加わっていただきました。また、鈴木診療所さんも放射能測定室を開設し、アレルギー症状が出ている患者さんが摂っている食材の放射能測定を手がけています。いずれの測定所(室)も、当所と同じ測定器(ATOMTEX社・AT1320A)を導入しています。測定所(とくにAT機)が増えることはとてもうれしく心強いです。
 特に京都北部・市民放射能測定所たんぽぽさんの開所は、2014年11月に「第2回市民測定所まつりin綾部」での出会いから開所に至ったので、感慨深いものが有ります。綾部市でのまつり開催にむけて何度も綾部市に通い、幼稚園、保育所、病院、労働組合、市民団体、市民ホール、市民センター、公民館、市民活動センターなどを回って協力を要請し、チラシの配布をお願いしたことを思い出します。大本教やカトリック教会、グンゼにも行ったっけ。
 結局、当所の会員さんであった綾部ひまわり共同保育園の職員さんや保護者が測定所まつりに参加してくれたことで、勉強会の開催、作ろう会の立ち上げにつながり、2015年8月の開所へと結実しました。本当にすばらしい出会いとなりました。

 さて、ここで今年の決意を2つ。
 まず第1は、京都測定所押して、福井の原発周辺地域、京都北部、京都市内の環境放射能を継続して測定することで、若狭原発群の稼働による環境への影響を調査していきたいと考えています。こうした取り組みが、原発をなくす取り組みに役に立てばと思います。第2は、3月から6月にかけて西日本ネットに参加する測定所が、測定所まつりや無料測定会などのイベントを連鎖的に開催し、市民測定所の存在と役割を社会的に大きくアピールしていきたいと思います。この2つを実現したいと思っています。
 なお、京都測定所は5月15日(日)の呉竹文化センターで「4周年記念の集い」を開催しますのでお楽しみに。

 会員のみなさん。これまで以上に、物心両面のご支援を心からお願いして、当会を代表してのご挨拶とさせていただきます。

2016年1 月24日
京都・市民放射能測定所
代表 奥森 祥陽
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【原発事故からまもなく5年。今年を測定所運動の飛躍の年に】 pdf
第11回測定所勉強会 トリチウムの危険性 pdf
測定所の仲間が増え続けています!1月11日 西日本ネットワーク報告
大阪大学での学生企画に参加しました
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インフォーメーション
2月28日(日)無料測定会
会員のみなさまへのお願い
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● 会報第4号(2015年10月発行)

【第3回市民測定所まつり in 呉竹】
ご協力ありがとうございました!

 10月12日に開催しました測定所まつりへのご参加およびご協力、本当にありがとうございました。
 お子さんも含め、約100名の方にご参加いただきました。
 ご協力いただきましたみなさまに、厚くお礼申し上げます。

 今の国や福島県の方針は、「帰還困難区域(年間50ミリシーベルト以上)」を除く全地域を2017年3月までに解除し、区域外避難者への住宅提供も打ち切るという方向です。まるで放射能が消えてしまったかのようなキャンペーンも強まっています。
 当測定所は、原発事故避難者の方の声に応え、避難者の方とともに歩んできました。だからこそ、測定を通じて放射能汚染が広がっていることを示してきました。今回のまつりでも、上映や講演会、写真展などを通じて、放射能からの避難・移住の大切さを訴えさせていただきました。
 そして、今回のまつりの意義は、「新たなところへの広がりを作り出した」ところにあると思います。今年できた京都北部測定所さん、もうすぐ開所する「近江測定所」さん、首都圏から滋賀県に避難してきている方など、大きな関心もって参加していただいたことです。今後につながる展望を見いだした「まつり」
となったと思います。

 その一方で、当測定所が岐路に立っているのも事実です。測定依頼も減り、会員も減り続ければ立ち行かなくなってしまう現実的な問題があります。市民による市民のための測定所です。ぜひみなさま、いっそうのご支援をよろしくお願いいたします。

2015年10月31日
京都・市民放射能測定所
   代表 奥森祥陽
事務局長 佐藤和利
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【第3回市民測定所まつり in 呉竹】 ご協力ありがとうございました! pdf
10/12 第3回市民測定所まつり 大成功! pdf
鎌仲ひとみ監督作品「小さき声のカノン―選択する人々」映画の感想
測定所ミニ講演会『いま、市民の測定所が果たす役割とは?』
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スタッフからひと言
広がる測定所なかま
会員のみなさまへのお願い
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● 会報第3号(2015年7月発行)

【速報】京都北部測定所8月23日(日)オープン!

みなさま京都・市民放射能測定所の代表をしています奥森です。
京都北部測定所の場所と開設の日取りが決まりました。
測定器は、京都・市民放射能測定所が導入しているベラルーシのATOMTEX社製ヨウ化ナトリウムシンチレーター「AT1320A」を導入します。
開所場所は京都府綾部市有岡町の一軒家です。
測定器の納入予定は7月16日頃であり、開所予定日は8月23日(日)となっています。
現在、測定器代金はなんとか納入したものの、開設に必要な資金はまだこれからという状況です。
京都府北部測定所開設資金カンパを是非、お願いいたします。
みなさまのご支援、ご協力をお願いします。

<カンパの振込先>
郵便振替口座 00990-8-147255 京都市民測定所

一口1,000円です。できましたら複数口のご協力をお願いします。
通信欄に「北部測定所カンパ」と明記の上、おところ、お名前、連絡先(メールアドレスなど)を必ずご記入ください。
二口(2,000円)以上のカンパをいただいた方には、京都測定所での「無料測定券」を進呈します。
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
【速報】京都北部測定所8月23日(日)オープン! pdf
5月17日 開設三周年のつどい 60名で大成功! pdf
6月17日ほっこりカフェの報告
第9回測定所勉強会『原発再稼働の政治経済学』
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気になる測定結果・・・
新人スタッフ紹介
測定所全体ミーティング
会員のみなさまへのお願い
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● 会報第2号(2015年4月発行)

市民による市民のための放射能測定所を維持するために
引き続きのご支援をお願いします。

~ 京都・市民放射能測定所開設3周年にあたって~

 東京電力福島第一原発事故から4年が過ぎ、当測定所が開所して丸3 年を迎えようとしています。現在、原発事故を巡る状況はどうなっているでしょうか?

 原発事故により,福島県を始め東北地方、関東地方も広く汚染されてしまいました。原発事故は未だ収束しておらず、放射性物質は大気中にも海洋にも流出し続け、事態はますます深刻になっています。関西圏も安全ではなく、基準値内とはいえ、放射能に汚染された食品は確実に流通し消費されています。

 また、放射能に汚染された肥料や建設資材の流通により、薄く広く、しかし確実に放射能汚染は広がっています。40年を超える老朽原発の廃炉が決まりましたが、廃炉作業で出る金属類のリサイクルが現実のものとなってきました。放射能汚染がますます拡散されることが懸念されます。

 一方で、原発被害の風化は進んでおり、当測定所の利用も激減しています。最大230 名ほどであった会員は現在130名ほどに減少しており、繰越金を除けば単年度赤字となってしまいました。現在のところは、何とか維持できていますが、5月には会員の半数以上の更新時期をむかえます。会員更新が順調にいかなければ、測定所を継続できないという最悪の状況を迎えます。

 測定スタッフは、休日を返上して毎週水曜日、隔週の土・日に当測定所を開所してきました。測定技術の向上のための努力も重ねてきました。市民測定所西日本ネットワークの仲間である「南福崎土地(株)測定所」にあるゲルマニウム半導体検出器によるクロスチェックの体制も整ってきております。当所としてはできる限りの努力を重ねてきましたが、現状を打開できておりません。

そこで、みなさまに心からのお願いです。会員更新をされてない方(お手元に有効期限内の会員証のない方)は、ぜひ会員更新をお願いします。同封している郵便振替口座に入金していただくか、4 ページ目のゆうちょ銀行口座に振り込みの上、メールなどでお名前とご住所とお知らせいただけると大変ありがたいです。

 第3回会員総会では、会員の皆様とともに当測定所を維持発展させるための取り組み方針を討議します。3周年記念講演会(講師:OurPlanetTV 代表・白石草さん)とともに、ご参加いただきますようよろしくお願いします。
 市民による市民のための放射能測定所を維持するために、みなさまのいっそうのご支援、ご協力を心からお願いいたします。

2015 年4月19日
京都・市民放射能測定所
代表 奥森祥陽
※ 会報1ページ目より

 コンテンツ
代表ご挨拶
 市民による市民のための放射能測定所を維持するために引き続きのご支援をお願いします。
  ~ 京都・市民放射能測定所開設3周年にあたって~
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あたらしいとりくみ、はじめました!
 無料測定・見学会 / 復活・ほっこりカフェ / 原発事故・被曝・食の安全などを考える勉強会
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京都の北部に新しい測定所を!
三条御前測定依頼所もがんばってます!
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放気になる測定結果・・・
『3周年記念のつどい』のご案内
会員のみなさまへ会員継続(年会費納入)のお願い
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    以上をまとめ読みする pdf

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● 会報創刊号(2013年5月発行)

   ~ともに歩んで下さる会員の皆様に感謝を込めて~

         本当に守りたいものはなんですか?

          こどもたちの笑顔

          こどもたちの未来

         今を見つめ、共に考え続けるために----

             これからも、ともに1歩1歩   
(表紙より)

 コンテンツ
代表ご挨拶 pdf 会報創刊号表紙(表紙のみダウンロード出来ます)
表紙のみをダウンロードする↑
京都・市民放射能測定所 1年の歩み pdf
測定所の利用者と支援者の声 pdf
放射能から身を守るための基礎知識 pdf
スタッフ紹介 pdf
会員へのお知らせ pdf
    以上をまとめ読みする  (4MB強あります) pdf


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京都市民放射能測定所 連絡先
 〒612-0066 京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1 コーポ桃山105号室
  tel/Fax:075-622-9870  e-mail:shimin_sokutei@yahoo.co.jp